メルマガ
ルネサスRA4M1マイコンを搭載したPro Micro互換ボード「FLINT ProMicro R4」好評発売中!
マルツ最新情報![]() |
MAIL MAGAGINE![]() No. 1807 2023.12.14 |
|
![]() |
ルネサスRA4M1マイコンを搭載したPro Micro互換ボード 「FLINT ProMicro R4」好評発売中! |
今回は、好きなものを好きなだけ作るを信条とするサークルFLINTが開発した「FLINT ProMicro R4」をご紹介します。 「FLINT ProMicro R4」は、Sparkfunが開発したPro MicroマイコンボードのCPUであるATmega32U4に替えて、Arduino Uno R4に採用されたことで話題になっているルネサスエレクトロニクス社製のマイコンRA4M1を搭載したPro Micro互換ボードです。 Pro Microは、Arduino Leonardoを小型(33mm×17.8㎜)にした互換機として開発され、Arduinoと同様に回路図がオープンソースとして公開されているので誰でも自由に互換機を作成することができます。 Pro Microは、マウスやキーボード、ゲームコントローラなどの操作ができるHID機能を備えているので、自作キーボードのコントローラとして多く使われています。ただし、パソコンに接続するmicroUSBコネクタが外れて壊れやすいので、キーボード基板と接続する際にピンヘッダではなくコンスルー(スプリングピンヘッダ)を使用することが推奨されています。コンスルーはピンがばね状になっているので、はんだ付けをする必要がありません。そのため基板の交換が簡単にできます。 Pro Microには16MHzで動作するAVRのATmega32U4が搭載されていますが、ARM Cortex-M4を採用しているRA4M1は48MHzで動作します。さらに、メモリはフラッシュが256KB、SRAMが32KBで、14ビットA/Dコンバータ、12ビットD/Aコンバータ、8ビットD/Aコンバータ×2、アナログコンパレータ×2、オペアンプ×4、温度センサなどを搭載し、非常に機能が充実しています。 ▽FLINT ProMicro R4【FLINT-PROMICRO-R4】 単価:¥2,981 (税込) 「FLINT ProMicro R4」は+5Vで動作し、外部インターフェースにはmicroUSBではなくUSB Type-Cを採用しています。また、コネクタの剥離を防止するために、すずメッキ線をはんだ付けすることでコネクタを囲うことができるようになっています。そのほか、ブートローダーを書き換えるためのboot端子が追加されています。ただし、Pro Microは内蔵されている電圧レギュレータにつながるRAW端子に6V~12Vを入力することができますが、「FLINT ProMicro R4」ではRAW端子はVccになっていて5V以上を入力することができません。 |
![]() |
マルツエレックは皆さまの「ものづくり」のお手伝いをいたします 「ペルチェ素子正負可変定電流駆動回路」を製作した例をご紹介します |
マルツエレックでは、回路設計から基板設計・製造・実装、そして量産まで皆さまのさまざまな「ものづくり」のお手伝いをさせていただく「プロトファクトリー」事業を行っています。 これまでにお引き受けした製作事例には、モータ駆動、回生電力とモータ駆動の連携、ペルチェ素子の駆動などがあり、小信号駆動デバイスからパワー半導体の駆動まで、制御も含めて対応いたします。 また、お客様のご要望に合わせた電源回路を最適な回路方式でご提案します。例えば、2次電池や電気二重層キャパシタを活用したハイブリッド電源、ワイヤレス給電、環境発電を活用した電源、ノイズを低減した絶縁電源などをご提供いたします。 【製作事例】 ・電源回路/同期整流回路/インバータ回路 ・モーター駆動/制御回路 ・センサーを用いたセンシング回路 ・2次電池によるアプリケーション回路 ・LED照明のドライブ回路 ・メガソーラーシステム回路 ![]() ペルチェ素子正負可変定電流駆動回路(一部) ■ペルチェ素子正負可変定電流駆動回路の製作 今回は、ペルチェ素子の駆動回路を製作した例をご紹介します。ペルチェ素子はペルチェ効果を用いた板状に加工された熱電素子で、電流を流すと素子の片面では吸熱(冷却)が起こり、もう片面では発熱が起こります。逆方向に電流を流すと、吸熱する面と発熱する面が入れ替わります。ペルチェ素子を使用すると、精度の高い温度管理を行うことができます。 ペルチェ素子の制御はPWMによるPID制御が一般的ですが、ここではマイコンによる正負方向の切り替えが可能な可変電流回路を使用しています。ペルチェ素子に印加される電流をカレントセンシングで読み取り、ペルチェ素子の温度を温度センサーで読み取って制御しています。正負方向の切り替えは、専用ICを2個使用してリレー制御を行っています。なお、ヒステリシスを軽減するために適切なアルゴリズムとフィードバック制御を実装する必要があります。 マルツエレックでは回路設計に加え、部品の調達や基板の製造と実装、ハーネスやケースの加工、さらに量産までをお引き受けしています。詳細は、下記のWebページを参照してください。ご相談は、ものづくり相談受付フォームからお申込みください。 ▽プロトファクトリー ▽ものづくり相談受付フォーム |
![]() |
【マルツの技術情報】 マルツエレックは回路設計のご要望にお応えします |
▼ 光検出器の増幅演算回路の製作 【LP41:制御回路編】 光検出器(Photodetector) を使用し、光電効果などを応用して、光を電気信号に変換し、電圧値を必要に応じて、増幅しています。4ch の入力信号源とREF 信号源にて演算を行い、出力しています。 pdfの参考資料はこちらから。 その他の技術情報一覧はこちらをご覧ください。 回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
PICK UP PRODUCTS |
【3,300円以上(税込)】お買い上げで送料無料 |
|
|
|
|
|
|