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遮蔽コネクタにより高密度で小型のフォームファクタで信頼性の高い高速接続を実現 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
マルツ最新情報 |
MAIL MAGAGINE No. 1810 2023.12.26 |
| 年末年始休業日程のご案内 誠に勝手ながら、弊社では以下の通り年末年始休業とさせて頂きます。 お客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解とご了承の程お願いいたします。 休業日：2023年12月29日（金）～2024年1月3日（水） 本社および全営業拠点共通です。 詳細はこちらをご覧ください |
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遮蔽コネクタにより高密度で小型のフォームファクタで信頼性の高い高速接続を実現 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
| 「アプリケーションラボ」は、DigiKey社のご協力をいただいて、DigiKey社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、信号伝送におけるシールドの重要性とマルチチャンネルの高速伝送に使用するSamtec製のシールドコネクタについて解説した記事をご紹介します。 ■遮蔽コネクタにより高密度で小型のフォームファクタで信頼性の高い高速接続を実現 現在の電気信号の通信速度は非常に高速です。しかも多くの信号線が近接して密になっていることが多いので、外部からのノイズの影響を受けないようにする対策が重要です。そのためには信号線を完全に包み込むシールド(遮蔽)が有効です。 一般に、信号線のシールドには同軸ケーブルが用いられますが、同軸ケーブルと基板やバックプレーンとの接続部分のシールドは十分とはいえません。ピッグテール終端処理が広く採用されていますが、多くの場合に効果がなく、逆にピッグテール端子が電磁エネルギーの放射体(アンテナ)として機能し、EMI/RFIを放射する可能性もあります。  ピッグテール終端処理の例 また、一般的な同軸ケーブルはマルチチャンネルには対応していないため、マルチチャンネルの高速伝送には適していません。基板対基板や基板対バックプレーンの接続には、複数の信号線が完全にシールドされた同軸ケーブルとコネクタを使用することができれば最善の策になります。 そこで、Samtec社のシールド付きのマルチラインコネクタを使用すると、上記の問題を解決することができます。Samtec社は、1976年に設立された米国インディアナ州ニューオールバニに本社を置く世界的なコネクタメーカーです。 【アプリケーションラボ】では、信号伝送におけるシールドの基本とピッグテール終端処理では不十分な理由などについて解説した後、Samtec社のマルチラインコネクタを紹介しています。 Samtec社のERM8ヘッダとERF8ソケットは、28GbpsのNRZと56Gbps PAM4の高速伝送用に設計された基板対基板接続用のシールドコネクタペアです。ピン数が20極～200極、ピンピッチは0.50mm、0.635mm、0.80mmの製品が用意されています。NRZ(Non Return to Zero：非ゼロ復帰)はビット間に0Vを挟まない変調方式、PAM4(Pulse Amplitude Modulation 4)は2ビットで4つ信号を用いる伝送方式です。 LSHMシリーズはオスとメスが同形のコネクタで、ピンピッチが0.50mmで、ピン数が10～100極の製品が用意されています。オプションでEMI保護用のシールドを付けることができます。 HLCDシリーズは、オスとメスが同形のコネクタ(ピンピッチ0.50mm、ピン数40～100極を用意)が両端に接続されたマルチラインの同軸ケーブルです。  ERM8ヘッダ(左)とERF8ソケット(右) 単価：￥1,677 (税込) ・0.80mmピッチ、20極2列、最大データレート：56Gbps PAM4 ▽Edge Rateラギッドハイスピードソケット 【ERF8-010-7.0-S-DV-EGPS-K-TR】 単価：￥1,852 (税込) ・0.80mmピッチ、20極2列、最大データレート：56Gbps PAM4  LSHM-110-02.5-L-DV-A-S-K-TR 単価：￥1,419 (税込) ・オス/メス両性型コネクタ、0.50mmピッチ、20極2列、最大データレート：16Gbps  HLCD-10-40.00-TD-TH-1 単価：￥13,580 (税込) ・両端にオス/メス両性型の0.50mmピッチ、20極2列コネクタを装備、長さ：1m(38AWG極細同軸ケーブル)、最大データレート：14Gbps |
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【マルツの技術情報】 マルツエレックは回路設計のご要望にお応えします |
| ▼ IGBTゲート信号仕様変更の回路設計 【LP42：駆動回路編】 IGBT ゲート入力信号レベルを12[V] から5[V] に仕様変更しました。IGBT のドライブ回路の変更を最小限で実現可能かの目安を、SPICEも活用しながら、短納期(1日間)で対応致しました。 資料のダウンロードはこちらから。 その他の技術情報一覧はこちらをご覧ください。 回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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