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Raspberry Pi 5にM.2のPCIeやNVMeデバイスを接続できる「Raspberry Pi M.2 HAT+」好評発売中!
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MAIL MAGAGINE![]() No. 1889 2024. 7. 11 |
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Raspberry Pi 5にM.2のPCIeやNVMeデバイスを接続できる 「Raspberry Pi M.2 HAT+」好評発売中! |
今回は、シングルレーンのPCI Express 2.0インターフェースが搭載されているRaspberry Pi 5用の「Raspberry Pi M.2 HAT+」をご紹介します。 これはRaspberry Pi財団純正の製品で、M.2のMキーコネクタに対応したPCIeやNVMeデバイスを接続するための拡張基板です。Raspberry Pi 5に搭載されているPCIe用のコネクタは16ピンの0.5mmピッチのFPCコネクタなので、M.2コネクタに対応したデバイスを接続することができません。Raspberry Pi 5にM.2コネクタを採用しなかったのは、コストとサイズの問題と言われています。 PCI Expressのインターフェースは、従来は大型の基板とコネクタを使って接続されていましたが、小型化するために剥き出しのカードエッジ基板で接続するように規格化されたのがM.2です。M.2の幅は12/16/22/30mmの4種類、長さは16/26/30/38/42/60/80/110mmの8種類があります。 「Raspberry Pi M.2 HAT+」の場合、22mm×42mmのM.2 type2242と22mm×30mmのM.2 type2230の基板を接続することができます。それより長い基板を接続することは可能ですが、ネジで固定できないので推奨できません。M.2 type2242はSSDに多く採用されていますが、M.2 type2230はSSDでは容量を増やせないのでSSDよりもWi-Fiモジュールなどに多く採用されています。 「Raspberry Pi M.2 HAT+」には、Raspberry Pi 5に接続するためのスペーサーとネジが付属しており、アクティブクーラーを取り付けても隙間が確保されています。また、40ピンのGPIOを使用できるようにするために高さが16mmあるスタッキングヘッダーが付属しています。 なお、「HAT+」は「HAT(Hardware-Attached-on-Top)」を改訂したRaspberry Piの新しい拡張基板の仕様に準拠していることを示しています。 ▽Raspberry Pi M.2 HAT+ (Raspberry Pi 5用)【SC1166】 ・単価:¥2,308 (税込) ・最大3AをM.2デバイスに供給可能 ・電源用LEDを搭載 ・サイズ:65mm×56.5mm PCI Express(PCIe)は、パソコンに周辺機器を接続するために開発されたシリアルインターフェースです。クロック周波数が高くなると、パラレル伝送よりもシリアル伝送のほうが有利になることから生まれたインターフェース規格です。 レーンの数を増やすことで転送速度を上げることができます。PCI Express 2.0は2007年に発表された第2世代(Gen2)の規格で、現在はPCI Express 7.0(Gen7)を策定中です。 SSDに関してはPCIe 5.0に対応した製品が登場していますが、マザーボード側の対応が必要なので普及するのはこれからです。主流はPCIe 3.0やPCIe 4.0であり、PCIe 2.0もまだまだ使われています。 「Raspberry Pi M.2 HAT+」の場合、PCIe 2.0対応品の接続を推奨していますが、PCIe 3.0対応品の接続も可能です。転送速度は、PCIe 2.0の規格である最大450MB/秒となっています。 |
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超音波により2cm~400cmの距離を測定できるセンサー 超音波距離センサモジュール「HC-SR04」好評発売中! |
ここでは、Cytron Technologies社が開発した超音波距離センサーモジュール「HC-SR04」をご紹介します。 Cytron Technologies社は、2004年にマレーシア工科大学(UTM)の学生5人によって設立されたマレーシアのペナンに本社を置くベンチャー企業です。HブリッジモータコントローラやArduino互換ボードなどを販売しています。 「HC-SR04」は、超音波送信機、受信機、制御回路などで構成され、2cm~400cmの距離を測定することができます。使用する端子は、電源、Trig端子、Echo端子、GNDの4本です。5Vで動作するマイコンボードに直接接続することができます。 動作原理は、Trig端子が外部から10μs以上の間隔で5Vのパルスを受信すると測定が開始します。40kHzで8サイクルの超音波バースト信号を送信し、対象物で反射した超音波バーストをセンサーが受信します。センサーが超音波を検出するとEcho端子を5Vに設定し、距離に比例する期間(幅)だけ遅延させます。このEchoパルスの幅を測定し、距離に変換します。 また、「HC-SR04」をロボットやプロジェクトに簡単に取り付けられるようにアクリルブラケット「HD-BK-SR04」が用意されています。
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【マルツの技術情報】 マルツエレックは回路設計のご要望にお応えします |
▼GPS測位データをLTE通信でクラウド連携 【LP16:IoT回路編】 GPS 測位データをLTE 通信にてクラウドに送信する回路基板です。 電源は、乗用車、トラックの鉛蓄電池の12V 及び24V から供給可能 です。回路基板内のデータ通信は、MCU連携で実現しています。 pdfの参考資料はこちらから。 その他の技術情報一覧はこちらをご覧ください。 回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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