メルマガ
STM32MP1マイコンを搭載した産業用M5Stackコアデバイス「M5Stack CoreMP135」好評発売中!
マルツ最新情報![]() |
MAIL MAGAGINE![]() No. 1907 2024. 8. 22 |
|
![]() |
STM32MP1マイコンを搭載した産業用M5Stackコアデバイス 「M5Stack CoreMP135」好評発売中! |
今回は、M5Stack社が開発したSTMicroelectronics社製の32ビットマイコンSTM32MP135Dを搭載したM5Stackコアデバイス「M5Stack CoreMP135」をご紹介します。 従来、M5StackのコアデバイスにはEspressif Systems社製のESP32シリーズが使用され、Wi-FiやBluetoothによる無線通信機能を特長にしています。さらにArduino互換であり、Arduinoの開発環境やライブラリを使用できるため入門者には比較的扱いやすいデバイスです。 M5Stackは本来初心者のIoT学習用に開発されたのですが、その利便性のため産業用途にもM5Stackが使用されるようになっていきました。そこでM5Stack社では、産業用に向けたM5Stack製品にも力を入れるようになっています。すなわち、「M5Stack CoreMP135」は、より高い処理能力と周辺機能が要求される産業用途に使用するために開発されたデバイスです。 STMicroelectronics社のSTM32シリーズはArm Cortex-Mコアを採用した32ビットマイコンですが、その上位シリーズとしてSTM32MP1シリーズが開発されました。STM32MP1シリーズには、Arm Cortex-A7とCortex-M4を搭載したハイエンドモデルとCortex-A7のみを搭載したエントリモデルがあります。いずれもLinuxを動作させることができ、高い処理性能と電力効率を実現します。 STM32MP135Dはエントリモデルで、最大1GHzで動作するArm Cortex-A7を搭載しています。Cortex-A7は、32KBのL1命令キャッシュ、32KBのL1データキャッシュ、128KBのレベル2キャッシュを内蔵し、Cortex-A9と同等のパフォーマンスを示します。そのほか、豊富な周辺機能と標準および高度な通信インターフェースを備えています。ただし、STM32MP135Dに無線通信機能はありません。
「M5Stack CoreMP135」は、2.0インチIPS静電容量式タッチスクリーン(320×240)と512MBのSDRAMを搭載し、工業用途で多用されるイーサネット、CAN、RS-485に接続でき、M5StackのM5バス、Port A、Port Cも備えています。 さらに、DC12V/2AをサポートするDC電源ソケット、HDMIディスプレイ端子、USB 2.0-Aポート、USB-Cポート(OTG/電源サポート)、microSDカードスロット、Grove(I2C/UART)用のコネクタなどがあります。 そのほか、電源制御回路やウェイクアップおよびスリープ用のリアルタイムクロック、1Wスピーカーも内蔵し、DINレールに取り付け可能です。セットには、LinuxのDebianシステムがプリロードされたmicroSDカードが付属しており、起動するとすぐに使用できます。 |
![]() |
はんだ吸取り線を素早くカットして取り除く 「WICKカッター」好評発売中! |
ここでは、白光株式会社が開発した作業中に不要なはんだ吸取り線を素早くカットして取り除くことができる「WICKカッター」をご紹介します。WICKは、英語ではろうそくの芯を意味しますが、はんだ吸取り線のことです。正しくは、solder wickです。 プリント基板上の部品を取り外したり部品を交換したりする際に、はんだ吸取り線を使用しますが、吸い取った部分はニッパなどでカットしないと作業を続けることができません。「WICKカッター」を使用すると、ニッパなどをはんだごてと持ち替える必要がないので作業効率が向上します。カットする長さは、2.5~30mmまで自由に変えられます。 そのほかの特長として、カットした後の切りくずはWICK受けに溜まり、作業台に飛び散りません。WICKの保持機構があり、新しいWICKを手で引き出す必要がありません。保持する強度も選択できます。斜めにカットできるため、狭小部分への対応が可能です。ESD SAFE仕様なので静電気を気にする必要がありません。カッターの刃は簡単に交換できます。
|
![]() |
【マルツの技術情報】 マルツエレックは回路設計のご要望にお応えします |
▼生産中止品のリメイク電源回路基板の製作 【LP28:電源回路編】 25 年前に設計製造された工場設備で運用されていた電源回路基板が製造メーカーの生産中止で入手困難になり、電源回路の仕様をそのままで、現在の技術にて、配線位置も含め忠実にリメイクしました。 pdfの参考資料はこちらから。 その他の技術情報一覧はこちらをご覧ください。 回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
![]() |
【マルツのお役立ちサービスのご案内】 DigiKey社と同価格で部品提供が可能です |
マルツオンラインに掲載されているDigiKey社の在庫品は、ご購入いただく数量により【DigiKey社のWebサイトと同じ価格】でご提供いたします! 詳細は下記ボタンをクリックしてWebページをご覧ください。 |
PICK UP PRODUCTS |
【3,300円以上(税込)】お買い上げで送料無料 |
|
|
|
|
|
|