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高度な光電デバイスの使用による近接センシング導入の簡素化 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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MAIL MAGAGINE![]() No. 1985 2025. 3. 11 |
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高度な光電デバイスの使用による近接センシング導入の簡素化 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
「アプリケーションラボ」は、DigiKey社のご協力をいただいて、DigiKey社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、生産ラインにおける物体検出では必ず使用される光電センサの動作原理と設置が簡単なSICK社製の光電センサについて解説した記事をご紹介します。 ■高度な光電デバイスの使用による近接センシング導入の簡素化 光電センサは、可視光や赤外線を使用して物体を検出するセンサです。動作原理がわかりやすく堅牢なので、産業用途の非接触近接センシングに広く使用されています。光電センサによる近接センシングは、物体の検出以外に光カーテンや光バリアなどの安全ゲートとしても使用できます。 光電センサは、主に拡散反射型、回帰反射型、透過型の3種類に分類することができます。拡散反射型と回帰反射型は発光部と受光部が一つのユニットに納められていますが、透過型は発光部と受光部を向かい合わせに配置します。 拡散反射型は、光ビームを直接物体に照射し、反射した光を受光部で検出します。回帰反射型は、反射板を配置し反射板に光ビームを照射します。そして、センサと反射板の間に物体を通過させて検出します。回帰反射型は物体の検出がしやすく、物体は光を2回通過するため高精度で、透明体の検出などにも適しています。また、透過型は物体を光が1回しか通過しませんが、透明な物体や液体の検出が可能です。 【アプリケーションラボ】では、光電センサを使用した近接センシングの種類について解説した後、SICK(ジック)社製の光電センサであるW10シリーズの特長と使い方を紹介しています。 SICK社は、1946年にドイツの光学技術者であるエルヴィン・ジックにより設立された光学センサを中心に開発・販売する世界的な企業です。1987年には日本法人のジック・オプティック・エレクトロニック株式会社(現ジック株式会社)が設立されています。 ![]() タッチスクリーンで設定できるW10シリーズの光電センサ SICK社のW10シリーズは、設置が簡単で操作が容易な反射形光電センサです。筐体は頑強で、厳しい環境下においても高精度に対象物を検出できます。直感的に操作できるタッチスクリーン付きで各種パラメータを素早く設定することができます。さらに、用途によって設定を簡単に変更できるティーチイン機能によって、各アプリケーションに対しセンサを素早く適応させることができます。 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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▼ 電圧電流用データロガー回路 【LP77:製作事例編】 電圧・電流をセンシングし、マイクロSDカードに記録可能なArduinoのシールド基板です。RTC(リアルタイムクロック)を搭載していますので、センサー取得値の時間を記録することも可能です。 資料のダウンロードはこちらから。 その他の技術情報一覧はこちらをご覧ください。回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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