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優れたコンタクトによりマルチポジションコネクタの性能を高める方法 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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MAIL MAGAGINE![]() No. 2080 2025. 12. 2 |
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優れたコンタクトによりマルチポジションコネクタの性能を高める方法(DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
| 「アプリケーションラボ」は、DigiKey社のご協力をいただいて、DigiKey社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、高い信頼性が求められる産業機器や通信機器に使用される改良されたD-subコネクタについて解説した記事をご紹介します。 ■優れたコンタクトによりマルチポジションコネクタの性能を高める方法 D-subコネクタは、かつてパソコンとディスプレイを接続する際に必須の存在でしたが、現在ではHDMIコネクタが主流となり、身近に見かける機会は少なくなりました。しかし、産業機器や通信機器の分野では、今も広く使用されています。その理由は、ほぼ密閉されたシェル構造を採用し、ジャックネジによって接続部を確実にロックできるため、機械的に非常に堅牢であることにあります。さらに、電磁干渉(EMI)や無線周波数干渉(RFI)に対して優れたシールド性能を備えている点も大きな利点です。 D-subコネクタは、D字型の金属シェルを持つ小型コネクタ(subminiature connector)を意味し、1952年に米国Cannon社によって開発され、1969年には米軍規格に採用されました。当初の規格では、DA-15(15ピン)、DB-25(25ピン)、DC-37(37ピン)、DD-50(50ピン)の4種類でしたが、RS-232シリアル通信で使用されていたDB-25に必要な信号線は9本程度で十分だったため、小型化するために9ピンのDE-9が追加されました。 【アプリケーションラボ】の解説記事では、D-subコネクタを使用する利点とコンタクト技術の進歩などについて解説した後、Amphenol Positronic社製のCombo-DシリーズのD-subコネクタと革新的なPosiBandコンタクト技術を紹介しています。 Positronic社は1966年に米国ミズーリ州で設立されたコネクタメーカーですが、2021年にAmphenol社に買収され、現在はAmphenol Positronicとして事業を継続しています。 Combo-D-subコネクタは、従来のD-subコネクタのシェル内に信号/電源/同軸/高電圧/光ファイバなど、異なる種類のコンタクトを混在できるように改良された製品です。信号ピンだけでなく、電源コンタクトや同軸コンタクトを組み合わせることが可能で、金めっき切削コンタクトを採用することで1000回以上の嵌合耐久性を実現しています。 また、PosiBandコンタクトは、接続部の機械的動作と電気的動作を分離する特許取得済みの設計を採用しています。ソケット内部に切れ目のないリング構造を採用することで、ピンとの接触面積を拡大しています。したがって、従来のスプリットタイン型コンタクトに比べてオス・メス間の接触面積が広く、低接触抵抗/高信頼性/低挿入力を可能にします。 ここで解説されているデバイスは、マルツオンラインのウェブサイトで購入できますので、是非参考にしてください。
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マルツエレックは製品開発の試作から量産までをお引き受けします 「ものづくり一貫サービス」紹介ページをリニューアルしました!! |
| マルツエレックでは、お客様の製品開発において、仕様書の作成から試作、量産に至るまであらゆる工程をサポートする「ものづくり一貫サービス」をご提供しています。このたび、「ものづくり一貫サービス」の紹介ページに「ヒアリング」および「組み込みソフトウェア開発」の項目を新たに追加し、サービス内容をより分かりやすくご覧いただけるようリニューアルいたしました。 本サービスでは、アイデアの段階から試作開発、量産に至るまで、回路設計(SPICEによるデバイスモデリングおよびSPICEシミュレーションを含む)、組み込みソフトウェア開発、基板設計・製造、部品調達・実装、ハーネス加工、ケース加工までを一貫してご提供しております。また、各工程の一部のみのご依頼にも柔軟に対応いたします。 研究開発や商品開発、試作、仕様変更、量産試作、治具製作など、お客様のものづくりを力強くサポートいたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。詳しくはこちらのページをご覧ください。 |
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【試作や電子工作には安価な中国・台湾の電子部品が最適!】 マルツエレックは「Asian Brand」のラインナップを拡充しました! |
| 現在では、電子部品の多くが中国や台湾で製造されるようになっており、従来と比べて品質も向上しています。しかし、大手から中小まで多様なメーカーが参入しているため、品質にはばらつきがあり、価格だけで信頼性を判断するのは難しくなっています。 そこでマルツエレックでは、独自の調達ルートを活用して中国・台湾製の電子部品を入手し、十分な検査を実施したうえで「Asian Brand」として低価格でご提供しています。 DIPパッケージやリード部品など、試作時に扱いやすい形状の部品を中心にラインアップを構成しており、ブレッドボードでの試作や電子工作など、プロトタイピング用途に最適です。 ただし、仕入れロットや製造時期によって仕様が予告なく変更される場合があるため、量産用途でのご使用は推奨しておりません。試作段階では「Asian Brand」をご活用いただき、製品化の際にはDigiKey社などを通じて信頼性の高いメーカー品をご調達いただくことをおすすめします。 今後もラインアップを順次拡充してまいりますので、コストパフォーマンスに優れた「Asian Brand」をぜひご活用ください。 ■「Asian Brand」のサンプル
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第5回 学生アイディア・コンテスト開催中! ご応募は12月15日(月)まで |
| 本コンテストは、エレクトロニクス分野における学習や研究・開発に取り組む全国の大学生・大学院生・高専生を対象に、マルツエレックが主催する応援プロジェクトです。 最優秀賞には、マルツオンラインで使える10万円分のポイントを進呈! AI、IoT、ロボティクス、省エネルギー回路など、基礎研究や開発に必要な電子部品の購入にご活用いただけます。 第5回のテーマは自由です。あなたの発想と技術で、世界を変えるアイディアをお待ちしています! ご応募はこちらから |
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【マルツの技術情報】 マルツエレックは回路設計のご要望にお応えします |
| ▼ リバースエンジニアリング 【LP59:製作事例編】 過去に製造した回路基板で再製造を実施したいが、回路図、部品表が無い場合、リバースエンジニアリングの手法で再製造致します。 回路基板を調査し、回路図、部品表を確定し、再製造を可能にします 資料のダウンロードはこちらから。 その他の技術情報一覧はこちらをご覧ください。回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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【マルツのお役立ちサービスのご案内】 ご指定いただいた期日にお客様が必要とする部品を納品いたします |
| 「数か月先に生産する予定があるが、今は在庫をかかえたくない」といったお客様のお悩みはマルツエレックが解決いたします。 マルツ法人営業部でお客様の在庫を責任をもって保管し、ご指定いただいた期日に納品いたします。下記よりお申し込みください。折り返し担当者がご連絡いたします。 |
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取扱い商品のリクエストを大募集しています |
| ■取扱い商品のリクエストを大募集しています マルツオンラインを探してもご要望商品がみつからない、 そんなときはご要望商品の情報をお寄せください。 リクエストはこちらから |
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