本連載では,マルツオンラインの「プロトファクトリー」や,動画を使いながら,誰でもプリント基板が設計・発注できるようにさまざま情報や開発テクニックを紹介しています. 今回は電子部品の実装を依頼する方法を解説します. プリント基板が届いたら,電子部品を実装(はんだ付け)しなければなりません.自分で部品を実装する時間がない,電子部品を集める手間をなくしたい,量産したい,などの場合には,プロトファクトリーから基板製造から部品実装までの一連の作業を依頼することもできます.手持ちの部品や基板を支給して実装してもらうこともできます.1枚でも量産でも対応できます. 準備するのは,プリント基板製造時と同じようにガーバ・データとドリル・データ一式と,実装するパーツの部品表,および実装図です.部品表は多くの回路図CADで出力できますが,マルツや実装メーカが部品を集める際に間違いがないよう,正確なメーカ名/部品型式へ修正・追記します.実装図には,極性のある部品や実装に際して注意が必要な事柄を書き出しておきます.あとはオンラインで見積もりから発注までが完了します. 一連の作業をプロトファクトリーへ依頼することで,部品在庫管理など面倒なことは一切せずに,必要なとき,必要なだけ,実装済みプリント基板をオンライン発注できます.
▽第1~11回の動画はこちら https://www.youtube.com/channel/UCZDyLSag48Yp0j3Do2zy6nQ/featured ▽基板設計 https://www.marutsu.co.jp/pc/static/protofactory/substrate_design/index ▽基板製造 https://www.marutsu.co.jp/pc/static/protofactory/substrate_manufacture/index ▽自動見積ページで発注 https://www.marutsu.co.jp/BoardDesignService.jsp
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