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油のみを吸収するポリプロピレン製のマット 「油専用吸着マット」好評発売中!
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Open Air Interface(OAI)を使用し低価格な5G基地局の実現を目指す 「OSSによるローカル5G基地局実験キットの開発」の連載第3回を公開! |
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第5世代移動通信システム(5G)には「ローカル5G」というサービスが用意されていて、ユーザーが独自に免許を申請し、決められた周波数を用いて5Gを実現することができます。ローカル5Gで使用できる周波数は、ミリ波帯の28.2GHz~28.3GHzと、Sub6に属する4.6GHz~4.9GHzです。 ローカル5Gを利用するメリットは、自前で5G通信環境を構築するため、自由度が非常に大きいということです。独自の通信環境を構築できるだけでなく、様々な実験や開発などを制約なく行うことができます。ただし、ローカル5Gの基地局を構築するには高額な費用がかかり、中小企業などではまず実現することができません。 株式会社アイダックスは、公共機関と共同研究を行うことで中小企業でも利用できる低価格なローカル5G基地局の実現を目指しています。独自に開発したローカル5G基地局実験キットとオープンソースソフトウェア(OSS)を活用することで低価格を実現します。アイダックスは、高速A/D&D/A、FPGAボードをベースとしたデータ収集装置の開発・販売を中心に行っている企業です。 「ローカル5G基地局実験キット」は現在開発中であり、その開発過程を4回に分けて連載として公開します。第1回目は「ローカル5G基地局実験キット」の概要について、第2回では「ハードウェア」についてでしたが、第3回目の今回は「ソフトウェア」についてご紹介します。
ベースとなる5Gアプリケーションには、Open Air Interface(OAI)というOSSを採用しています。OAIはフランスの大学院大学EureComが立ち上げたOSSプロジェクトで、OAIを使用することで汎用プロセッサ上で無線ネットワークを構築することができます。OAIはパソコン上で動作し、低価格なソフトウェア無線機(SDR)のハードウェアをパソコンに接続することで、5G基地局や端末を構成することができます。 アイダックス社は2019年にOAIのアソシエイトメンバーとなり、2019年に北京で開催されたワークショップに参加しました。その後、Qualcomm、Meta(Facebook)、Xilinxといった企業もOAIのメンバーになっています。 OAIの無線部分のハードウェアは、USRP(Universal Software Radio Peripheral)と呼ばれるSDRです。アイダックスでは、USRPのソフトウェアを参考に「ローカル5G基地局実験キット」に移植する作業を進めています。具体的には、FPGAの設計、IIOプログラムの設計、iHD-IFプログラムの設計、OAIプログラムの設計、5G全般の設計を分担して行っています。 本連載では、「ローカル5G基地局実験キット」の開発における苦労話をいろいろとお伝えしています。皆さんと一緒に、このキットの開発を進めることができれば幸いです。 株式会社アイダックス 代表 戸部英彦 |
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