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温度コントローラとマイクロPLCを使用し小規模な自動化プロジェクトを加速 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介)
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MAIL MAGAGINE![]() No. 1967 2025. 1. 28 |
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温度コントローラとマイクロPLCを使用し小規模な自動化プロジェクトを加速 (DigiKey社【アプリケーションラボ】技術解説記事のご紹介) |
「アプリケーションラボ」は、DigiKey社のご協力をいただいて、DigiKey社が公開している新製品や技術情報を日本語でご紹介するWebページです。基礎技術から最新技術まで有益な情報を公開していますので、是非ご活用ください。 今回は、多くの産業プロセスにおいて重要な役割である温度を管理する温度コントローラについて、オムロン社の製品を取り上げて解説した記事をご紹介します。 ■温度コントローラとマイクロPLCを使用し小規模な自動化プロジェクトを加速 産業用途において温度管理は非常に重要ですが、シンプルな温度コントローラと小型のプログラマブルロジックコントローラ(PLC)だけで、ほとんどの要求を満足させることができます。 温度の制御は、設定温度に合わせてヒーターをON/OFFするオン/オフ制御が一般的ですが、より精度を求める場合にはサイクル制御や位相制御が使用されます。 サイクル制御はヒーターの出力を一定の短い周期でON/OFFすることで、温度を制御します。ON/OFFの制御にSSRを用いたゼロクロス制御にするとさらに高精度に温度を制御でき、ノイズの発生も抑えることができます。 位相制御は、内部演算を行って半サイクルごとに導通角を調整して電力を連続的に制御する方式で、電力をほぼ連続的に制御できます。温度の制御としては最も優れていますが、回路が複雑なため高価になり、高周波ノイズや高調波電流を発生しやすいというデメリットもあります。 PID制御を温度コントローラと組み合わせると、きめ細かな制御ができます。ただし、現在値(PV:Process Value)を目標値(SV:Set Point Value)に迅速に近づけるか、時間はかかってもオーバーシュートを最小限に抑えるかというトレードオフが必要になります。PVの変化に対する応答を優先させると、SVの立ち上がり性能が悪くなります。 これに対応するため、オムロン社では従来のPID制御にフィードフォワード制御を加えた2自由度PID(2-PID)と呼ばれるアルゴリズムを開発しました。これにより、目標値への追従性と外乱抑制性能を同時に向上させることができます。 【アプリケーションラボ】では、産業プロセスにおいて重要な要素である温度制御の役割や制御方式などについて解説した後、オムロン社の温度制御コントローラを紹介しています。 オムロン社は、単相および3相電源用のヒータコントローラ、高度な制御アルゴリズムを備えたヒータコントローラ、小規模~中規模の自動化向けのPLCなど様々な製品をラインナップしています。
マルツエレックオンラインでは、オムロン社の製品をわかりやすく検索できるように分類したWebページを公開しています。オムロン社の製品をご購入いただく際の参考にしていただければ幸いです。 |
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【マルツの技術情報】 マルツエレックは回路設計のご要望にお応えします |
▼ センサーレス温度制御回路 【LP65:駆動回路編】 温度センサーを使用せず、ペルチェ素子の入力電圧及び入力電流から対象となる温度を推定し、温度を制御する回路を製作しました。 筐体内の水溶液を介して対象物を加熱する場合には事前に熱伝導率を考慮に入れて温度制御を行います。 資料のダウンロードはこちらから。 その他の技術情報一覧はこちらをご覧ください。回路設計に関するご相談・お見積りは無料です。こちらからお気軽にお問合せください。 |
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