[技術解説記事]無帰還純A級オールディスクリート・ヘッドホン・パワーアンプの製作~NFB量可変、磁束漏れの少ないRコア・カスタム・トランス搭載、余裕の1200mW@30Ω駆動~【MZ-HPA1000-DA1】

[技術解説記事]無帰還純A級オールディスクリート・ヘッドホン・パワーアンプの製作~NFB量可変、磁束漏れの少ないRコア・カスタム・トランス搭載、余裕の1200mW@30Ω駆動~【MZ-HPA1000-DA1】

メーカー名:
型番:
MZ-HPA1000-DA1
品質ランク:
M1

[技術解説記事]無帰還純A級オールディスクリート・ヘッドホン・パワーアンプの製作~NFB量可変、磁束漏れの少ないRコア・カスタム・トランス搭載、余裕の1200mW@30Ω駆動~【MZ-HPA1000-DA1】の概要

取扱い終了のお知らせ
ZEPエンジニアリング社の製品は取り扱いを終了いたしました。
製品のご購入やサービスに関するお問い合わせは
直接、ZEPエンジニアリング社へお願いいたします。

【ZEPエンジニアリング株式会社HP】https://www.zep.co.jp/contact_us/index.html

1月10日まで前売り割引中!本コンテンツは1月11日発売です。

本コンテンツは1月11日発売です。【キット・モジュール】non-NFB純A級オールディスクリート・ヘッドホン・パワーアンプ MZ-HPA1000を詳細解説した有料コンテンツです。

メーカ名:ZEPエンジニアリング
型番:MZ-1738-DA1




著者:Takazine

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【関連製品】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【Index】
■ヘッドホン、イヤホンのいろいろ
●イヤホン、カナル型
●ヘッドホン

■理想的なヘッドホン用のアンプを考えてみた
●完全な無帰還アンプを作る
●製作のきっかけはソニーのスタジオ・モニタ・ヘッドホン

■パワー・アンプの増幅方式
●A級
●B級
●AB級
●D級

■パワーワンプの2大ひずみ
●クロスオーバーひずみ
●スイッチングひずみ

■SEPP回路をA級動作させる条件

■SEPP回路のアイドリング電流と出力インピーダンス

■電圧増幅回路の構成と増幅率

■DCオフセット低減回路

■高感度ヘッドホンでもハム・レス!低リーケージ・トランス  TRS-1000を採用

■コラム 左右バランス精度±0.05dB!半導体ボリュームPGA2311でグレードアップ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【本文サンプル】
●完全な無帰還アンプを作る
 アンプのひずみ率やSN比を良くしたいのであれば、高速・高精度なOPアンプを使って多量のNFBにより特性を良くすることが近道です。
 しかし諸特性だけを追い求めるのではなく、真空管アンプのように特色のあるアンプで音楽を楽しく聴くという趣味性の高いものがあっても良いと思います。
 今回、設計したアンプは、増幅部の裸特性をできる限り伸ばしてNFBによる補正を最小限にした回路です。
 2段目から少量フィードバックを掛け、最終段からは帰還しない終段無帰還アンプになります。また、スイッチひとつで2段目からのフィードバックも撤廃した、完全無帰還(※)の音も聴けるものにしました。

●製作のきっかけはソニーのスタジオ・モニタ・ヘッドホン
 そもそも、今回のヘッドホン開発のきっかけは、SONYの新しいモニタ・ヘッドホン「MDR-M1ST」が発売されたからです。
 それ以前の「MDR-900ST」も30年以上も製造され続け、多くのスタジオでプロの楽曲製作の一端を担ってきた素晴らしいヘッドホンです。
 MDR-M1STが発売されてすぐに入手してみたところ、駆動アンプの音をそのまま出してしまうことに気が付きました。
 ある意味モニタとしては正しいのですが、OPアンプで駆動するとOPアンプの音、スマホに挿すとスマホの出力アンプの音をそのまま出してしまい、納得できる音質が得られません。なにより音楽が楽しく聴けません。OPアンプの音を聴きたい訳ではなく、その先から流れてくる音楽を聴きたいのです。
 もっと高級なリスニング向けヘッドホンでは、ヘッドホン自体が勝手に良い音に響いてくれるため、OPアンプ回路でもそこそこ良い音が聴けます。しかしMDR-M1STはそういった後付けの響きを全く出さす、ありのままをさらけ出す「真のモニタ」でした。
 このMDR-M1STを良い音で鳴らせれば「どんなヘッドホンでも良い音で聴けるはず。」と思い、新しいアンプの開発に着手しました。(つづく)

ZEPマガジンにはこちらの製品もございます。

キット

※掲載されている価格には消費税、各種手数料が含まれておりません。別途消費税およびお支払方法に応じた手数料が必要になります。

※このホームページに掲載されている、記事・写真の一部または全部をそのまま、または改変して利用・転載・転用することを禁じます。

※商品によって販売価格が店頭価格と異なる場合がございます。

※弊社ではお客様が商品を選びやすくするためにデータシートの提供や技術情報、商品画像の表示を行っています。
しかしさまざまな事情により、これらの情報がすべて正確であることを弊社が保証することはできません。
商品の正確な仕様等は各メーカーの最新のデータシートで確認して頂きますようお願いいたします。
また、商品画像につきましても、当アイテムとは異なるイメージ画像を表示している場合がございます。
ご注文の際はくれぐれもご注意願います。また、注文間違いの返品交換は応じかねますのであらかじめご了承下さい。

  • マルツの新提案 プロトファクトリー
  • マルツの新提案 プロトファクトリー
  • マルツの新提案 プロトファクトリー
DigiReelの説明
Page Top

【標準梱包形態】

標準の梱包は、Digi-Keyがメーカーから受け取る最小の梱包サイズです。 Digi-Keyの付加価値サービスにより、最小注文数は、メーカーの標準パッケージより少なくなっている場合があります。 梱包形態(リール、チューブ、トレイなど)は、製品を少量梱包に分割する際に変更される場合がありますので、ご了承ください。

【梱包形態】

テープ&リール

テープ&リールは、メーカーから受け取った未修正の連続テープのリールです。 リーダおよびトレーラとしてそれぞれ知られている最初と最後の空のテープの長さは、自動組立装置の使用を可能にします。 テープは、米電子工業会(EIA)規格に従いプラスチックリールに巻き取られます。 リールサイズ、ピッチ、数量、方向およびその他詳細情報は通常、部品のデータシートの終わりの部分に記載されています。 リールは、メーカーによって決定されたESD(静電気放電)およびMSL(湿度感度レベル)保護要件に従って梱包されます。

カットテープ

カットテープは、ご注文部品の数量を正確に含むリール(上記)から切断された長さのテープです。 カットテープにはリーダーやトレーラーが含まれていないため、多くの自動組立機械には適していません。 テープは、メーカーによって決定されたESD(静電気放電)およびMSL(湿度感度レベル)保護要件に従って梱包されます。

Digi-Reel®

Digi-Reel®はお客様のご要望の数量を連続テープでリールに巻いて販売するものです。Digi-ReelはEIA(米国電子工業会)規格に準拠し、テープには18インチ(約46cm)のリーダーとトレイラーを付けてプラスティックリールに巻いて販売いたします。Digi-Reelはお客様からご注文を頂いてから作成されますが、対応している製品のほとんどは当該製品の在庫から作成され即日出荷されます。在庫不足等の理由で出荷が遅れる場合は、お客様に別途ご連絡を致します。
リール1巻きについて「リーリング手数料」が加算され価格に含まれています。