SparkFun MicroMod STM32プロセッサボード【DEV-17713】

SparkFun MicroMod STM32 プロセッサ ボードは、ARM(R) Cortex(R)-M4 32 ビット RISC コアを搭載し、MicroMod の世界を揺るがす準備が整っています。この小型プロセッサ ボードは、最小限の作業スペースでより多くのパワーが必要な場合に、経済的で使いやすい開発プラットフォームを提供します。M.2 MicroMod コネクタを使用すると、STM32 プロセッサの接続は簡単です。プロセッサの斜めエッジ コネクタのキーを M.2 コネクタのキーに合わせ、ネジ (すべてのキャリア ボードに付属) で固定するだけです。STM32 は、入手可能なマイクロコントローラの中で最も強力で経済的なマイクロコントローラの 1 つであるため、これを MicroMod キャリア ボードに追加できることは、プロジェクトにとって大きな利点となります。

前述のとおり、 STM32F405 プロセッサは、高性能 ARM(R) Cortex(R)-M4 32 ビット RISC コアをベースとしており、最大 168 MHz の周波数で動作できます。このコアは、すべての ARM 単精度データ処理命令とデータ タイプをサポートする単精度浮動小数点ユニット (FPU) を備えています。また、アプリケーションのセキュリティを強化する DSP 命令のフル セットとメモリ保護ユニット (MPU) も実装しています。このプロセッサ ボードは、コードのアップロードに DFU ブートローダを使用し、強化されたさまざまな I/O と周辺機器を組み込んでいます。STM32F405 プロセッサを補完するために、ボードの裏面に 128Mb (16MB) のシリアル フラッシュ メモリ チップも追加しました。

MicroMod は、マイクロコントローラの「プロセッサ ボード」をさまざまな「キャリア ボード」周辺機器に接続するモジュール式インターフェイス エコシステムです。 MicroMod 規格は、M.2 規格を利用して、オンザフライでプロセッサを簡単に交換できるように設計されています。必要なプロジェクト専用のキャリアボードと、互換性のあるプロセッサを組み合わせてください。

●機能

STM32 の一般的な機能:

• ARM(R) 32 ビット Cortex(R)-M4 CPU (FPU 付き)
  • フラッシュ メモリからの 0 ウェイト ステート実行を可能にするアダプティブ リアルタイム アクセラレータ (ART Accelerator(TM))
  • 最大 168 MHz の周波数
  • メモリ保護ユニット
  • 210 DMIPS/ 1.25 DMIPS/MHz (Dhrystone 2.1)
  • DSP 命令
• 1 MB のフラッシュ メモリ
• 64 KB の CCM (コア結合メモリ) データを含む 192 KB の SRAM RAM
• Compact Flash、SRAM、PSRAM、NOR、NAND メモリをサポートする柔軟なスタティック メモリ コントローラ
• クロック、リセット、電源管理
  • 1.8 V ～ 3.6 V のアプリケーション電源および I/O
  • キャリブレーション付き RTC 用 32 kHz 発振器
  • キャリブレーション付き内部 32 kHz RC
• 低電力動作
  • スリープ、ストップ、スタンバイ モード
• デバッグ モード
  • シリアル ワイヤ デバッグ (SWD) およびJTAG インターフェース
  • Cortex-M4 Embedded Trace Macrocell(TM)
• 高度な接続性
  • オンチップ PHY を備えた USB 2.0 フルスピード デバイス/ホスト/OTG コントローラ
  • 専用 DMA、オンチップ フルスピード PHY、ULPI を備えた USB 2.0 高速/フルスピード デバイス/ホスト/OTG コントローラ
  • 専用 DMA を備えた 10/100 イーサネット MAC: IEEE 1588v2 ハードウェア、MII/RMII をサポート

MicroMod STM32 で使用可能な特定の周辺機器:

• UART
• 2 つの I²C バス
• SPI バス
• PDM オーディオ処理
• 2 つの専用アナログ入力、合計 15 のアナログ入力が可能入力
• 専用デジタル I/O ピン 2 本
• 専用 PWM ピン 2 本、合計 24 個の PWM 対応
• 汎用 I/O ピン 9 本