| 演算制御方式 | ストアードプログラム繰返し演算方式、割込み命令あり |
| 入出力制御方式 | 一括処理方式(END命令実行時)、入出力リフレッシュ命令，パルスキャッチ機能あり |
| プログラム言語 | リレーシンボル方式＋ステップラダー方式(SFC表現可) |
| プログラムメモリ | 最大メモリ容量 | 16000ステップ コメント，ファイルレジスタを含め16000ステップ |
| 内蔵メモリ容量・形式 | 16000ステップEEPROM(メモリバックアップ不要) |
| メモリカセット(オプション) | FX3G-EEPROM-32L接続可能(32000ステップEEPROM)
FX3Sシリーズは、16000ステップまで使用可(プログラム容量は4000ステップ) |
| RUN中書込み機能 | あり(シーケンサRUN中にプログラムの変更可) |
| 保護機能 | キーワード保護機能/カスタマーキーワード機能あり |
| リアルタイムクロック | 時計機能 | 内蔵
1980～2079年(うるう年補正あり)西暦2桁/4桁切換可，月差±45秒(25℃)
※時計機能についてのご注意
内蔵されている時計の現在時刻は大容量コンデンサ(内蔵)でバックアップされています。
大容量コンデンサ(内蔵)は、通電時間30分で満充電となり、10日間現在値を保持します。 |
| 命令の種類 | 基本命令 | ・シーケンス命令:29個
・ステップラダー命令:2個 |
| 応用命令 | 応用命令:116種 |
| 演算処理速度 | 基本命令 | 0.21μs/命令 |
| 応用命令 | 0.5μs～数100μs/命令 |
| 入出力点数 | 入力点数 | 16点以下(増設不可) |
| 出力点数 | 14点以下(増設不可) |
| 合計点数 | 30点以下(増設不可) |
| デバイス | 入出力リレー | 入力リレー | X000～X017 16点(8進番号) 増設不可
(FX3S-14M□はX000～X007までの範囲で対応) |
| 出力リレー | Y000～Y015 14点(8進番号) 増設不可
(FX3S-14M□はY000～Y005までの範囲で対応) |
| 補助リレー | 一般用1 | M0～M383 384点 |
| キープ用(EEPROMキープ) | M384～M511 128点
※キープエリアについてのご注意
キープエリアおよび非キープエリアは固定です。(パラメータで変更は不可) |
| 一般用2 | M512～M1535 1024点 |
| 特殊用 | M8000～M8511 512点 |
| ステート | イニシャルステート(EEPROMキープ) | S0～S9 10点
※キープエリアについてのご注意
キープエリアおよび非キープエリアは固定です。(パラメータで変更は不可) |
| キープ用(EEPROMキープ) | S10～S127 118点
※キープエリアについてのご注意
キープエリアおよび非キープエリアは固定です。(パラメータで変更は不可) |
| 一般用 | S128～S255 128点 |
| タイマ(オンディレイ) | 100ms | T0～T31 63点(0.1～3,276.7秒) |
| 100ms/10ms | T32～T62 31点(0.1～3,276.7秒/0.01～327.67秒)
M8028をONするとT32～T62(31点)を10msタイマに変更可 |
| 1ms | T63～T127 65点(0.001～32.767秒) |
| 1ms積算形 | T128～T131 4点(0.001～32.767秒) |
| 100ms積算形 | T132～T137 6点(0.1～3,276.7秒) |
| その他 | 内蔵アナログボリューム2点をアナログタイマとして使用可能 VR1:D8030，VR2:D8031 2点(0～255) |
| カウンタ | 16ビットアップ(一般用) | C0～C15 16点(0～32,767カウント) |
| 16ビットアップ(EEPROMキープ) | C16～C31 16点(0～32,767カウント)
※キープエリアについてのご注意
キープエリアおよび非キープエリアは固定です。(パラメータで変更は不可) |
| 32ビットアップ/ダウン | C200～C234 35点(-2,147,483,648～+2,147,483,647カウント) |
| 高速カウンタ | [32ビット高速アップ/ダウン(EEPROMキープ)]
C235～C255中で最大6点使用可
1相：60kHz，10kHz
2相：30kHz，5kHz
使用される条件により使用できる点数や入力周波数に制限があります。
※キープエリアについてのご注意
キープエリアおよび非キープエリアは固定です。(パラメータで変更は不可) |
| データレジスタ(ペア使用で32ビット) | 16ビット一般用1 | D0～D127 128点 |
| 16ビットキープ用(EEPROMキープ) | D128～D255 128点
※キープエリアについてのご注意
キープエリアおよび非キープエリアは固定です。(パラメータで変更は不可) |
| 16ビット一般用2 | D256～D2999 2744点 |
| ファイルレジスタ(EEPROMキープ) | D1000～D2999 2000点(500点単位でファイルレジスタに設定可) |
| 16ビット特殊用 | D8000～D8511 512点 |
| 16ビットインデックス用 | V0～V7，Z0～Z7 16点 |
| ポインタ | JUMP，CALL分岐用 | P0～P255 256点(CJ命令，CALL命令用，P63はENDジャンプ用) |
| 入力割込み | I00□～I50□ 6点 |
| タイマ割込み | I6□□～I8□□ 3点 |
| ネスティング | [マスタコントロール用]
N0～N7 8点(MC命令用) |
| 定数 | 10進数(K) | 16ビット:ー32,768～＋32,767
32ビット:ー2,147,483,648～＋2,147,483,647 |
| 16進数(H) | 16ビット:0～FFFF
32ビット:0～FFFFFFFF |
| 実数(E) | 32ビット:ー1.0×2128～ー1.0×2ー126，0，1.0×2ー126～1.0×2128
小数点表現と指数表現が可能 |
| 電源仕様 |
| 定格電圧 | AC100～240V |
| 電圧許容範囲 | AC85～264V |
| 定格周波数 | 50/60Hz |
| 許容瞬時停電時間 | 10ms以下の瞬時停電に対し動作を継続します。 |
| 電源ヒューズ | 250V 1A |
| 突入電流 | 最大15A 5ms以下/AC100V，最大28A 5ms以下/AC200V |
| 消費電力 | 19W
基本ユニットに接続できる最大の構成のばあいで、DC24Vサービス電源をすべて使用した時の値です。
また、入力電流分(1点あたり7mAまたは5mA)も含みます。 |
| DC24Vサービス電源 | 400mA |
| 入力仕様 |
| 入力点数 | 8点 |
| 入力接続形状 | 固定式端子台(M3ネジ) |
| 入力形式 | シンク/ソース |
| 入力信号電圧 | DC24V ±10% |
| 入力インピーダンス | X000～X007 | 3.3kΩ |
| X010以降 | ー |
| 入力信号電流 | X000～X007 | 7mA/DC24V |
| X010以降 | ー |
| 入力ON感度電流 | X000～X007 | 4.5mA以上 |
| X010以降 | ー |
| 入力OFF感度電流 | 1.5mA以下 |
| 入力応答時間 | 約10ms
X000～X017はディジタルフィルタを内蔵しており、応用命令やD8020により0～15msに1ms単位で変更可能です。ただし、0に設定した場合は下記になります。
X000，X001：10μs
X002～X007：50μs
X010～X017：200μs |
| 入力信号形式 | 無電圧接点入力
シンク入力時:NPNオープンコレクタトランジスタ
ソース入力時:PNPオープンコレクタトランジスタ |
| 入力回路絶縁 | ホトカプラ絶縁 |
| 入力動作表示 | ホトカプラ駆動時パネルのLED点灯 |
| 出力仕様 |
| 出力点数 | 6点 |
| 出力接続形状 | 固定式端子台(M3ネジ) |
| 出力種別/形式 | リレー出力 |
| 外部電源 | DC30V以下、AC240V以下
(CE,UL,cUL規格対応外の時は、AC250V以下) |
| 最大負荷 | 抵抗負荷 | 2A/1点
コモンあたりの合計負荷電流は下記としてください。
出力1点/1コモン:2A以下
出力4点/1コモン:8A以下 |
| 誘導性負荷 | 80VA
(UL，cUL規格対応時は、AC120V，240V) |
| 最小負荷 | DC5V 2mA(参考値) |
| 開路もれ電流 | ー |
| ON電圧 | ー |
| 応答時間 | OFF→ON | 約10ms |
| ON→OFF | 約10ms |
| 回路絶縁 | 機械的絶縁 |
| 出力動作表示 | リレーコイル通電時パネル面のLED点灯 |
| 内蔵高速カウンタ機能 |
| 1相1計数入力 | [C235，C236]
60kHz
[C237～C240]
10kHz
[C241]
60kHz
[C242～C245]
10kHz
複数の高速カウンタを使用するばあい､使用周波数の合計が総合周波数以下となるようにしてください。 |
| 1相2計数入力 | [C246]
60kHz
[C248(OP)]
10kHz
[C247～C250]
10kHz
複数の高速カウンタを使用するばあい､使用周波数の合計が総合周波数以下となるようにしてください。 |
| 2相2計数入力 | [C251]
30kHz
[C253(OP)，C252～C255]
5kHz
複数の高速カウンタを使用するばあい､使用周波数の合計が総合周波数以下となるようにしてください。 |
| 一般仕様 |
| 周囲温度 | 0～＋55℃・・・・・動作時, ー25～＋75℃・・・・・保存時 |
| 相対湿度 | 5～95%RH(結露しないこと)・・・・・・動作時 |
| 耐振動 | DINレール取付時 | 周波数:10～57Hz | 片振幅:0.035mm X,Y,Z各方向10回(合計各80分)
判定基準は、IEC61131-2による |
| 周波数:57～150Hz | 加速度:4.9m/s2 X,Y,Z各方向10回(合計各80分)
判定基準は、IEC61131-2による |
| 直接取付時 | 周波数:10～57Hz | 片振幅:0.075mm X,Y,Z各方向10回(合計各80分)
判定基準は、IEC61131-2による |
| 周波数:57～150Hz | 加速度:9.8m/s2 X,Y,Z各方向10回(合計各80分)
判定基準は、IEC61131-2による |
| 耐衝撃 | 147m/s2、作用時間11ms、正弦半波パルスにてX，Y，Z各方向3回
判定基準は、IEC61131-2による |
| 耐ノイズ | ノイズ電圧1,000Vp-p，ノイズ幅1μs，立上り1ns，周期30～100Hz のノイズシミュレータによる |
| 耐電圧 | 耐電圧試験を行うばあいは、各端子と基本ユニットのアース端子間を下記の電圧で行ってください。
電源端子(AC電源)とアース端子間：AC1.5kV 1分間
DC24Vサービス電源，および入力端子(DC24V)とアース端子間：AC500V 1分間
出力端子(リレー)とアース端子間：AC1.5kV 1分間 |
| 絶縁抵抗 | 絶縁抵抗試験を行うばあいは、各端子と基本ユニットのアース端子間を下記の電圧で行ってください。
電源端子(AC電源)とアース端子間：DC500V絶縁抵抗計にて5MΩ以上
DC24Vサービス電源，および入力端子(DC24V)とアース端子間：DC500V絶縁抵抗計にて5MΩ以上
出力端子(リレー)とアース端子間：DC500V絶縁抵抗計にて5MΩ以上 |
| 接地 | D種接地(接地抵抗：100Ω以下)＜強電系との共通接地は不可＞
接地は、専用接地または共用接地してください。 |
| 使用雰囲気 | 腐食性，可燃性ガスがなく、導電性のじんあい(ほこり)がひどくないこと |
| 使用高度 | 2000ｍ以下
大気圧以上に加圧した環境下では使用できません。故障する可能性があります。 |
