可視光の基準スペクトルを発光させるボード

可視領域455nm～720nmのスペクトルを9個のLEDを組み合わせて発光させる可視スペクトルの発光ボードです。各LEDは、スペクトルの中央にある蛍光体ベースの緑色LEDを除いて、狭いピーク波長で光を放射します。純粋な緑色LEDがあまり効率的でないのには物理的な理由があります。
本ボードは、Ben KrasnowによるMultiSpecLED設計に基づいています。ここでは、わずかにパワーの弱いLEDを使用し、それらを互いに近づけて配置しています。また、 I²C LEDコントローラLP55231を用いることで、Qwiic互換を実現しました。
ボード上のUSB-Cポートにより、LED用に高電流の5V電源を接続できます。また、背面の露出した銅は、アクティブ冷却が必要なアプリケーション向けに粘着式銅製ヒートシンクを収容できるサイズになっています。LEDは、補助ヒートシンクやアクティブ冷却を必要とせずに約80%のPWMサイクルで動作しますが、それを超えるとボードの温度は急速に上昇します。

※Qwiic可視スペクトルエミッターを制御するためのArduinoコードは、SparkFun LP55231 Arduinoライブラリにあります。

※SparkX製品は、最先端のテクノロジーが登場すると迅速に生産されます。製品はテスト済みですが、保証はありません。したがって、SparkX製品については、ライブテクニカルサポートを利用できません。

●仕様

・LED電源用USB Type-Cコネクタ
・Qwiic接続ポート×2
・I²Cアドレス：0x35(2ビット選択可能)
・単色LED 9個：455nm、475nm、500nm、525nm、540nm、590nm、615nm、660nm、730nm