Tiny FX - LED エフェクトコントロール基板 スターターキット【PIMORONI-PIM719】

LED照明とサウンド効果を制御できる、RP2040搭載のプログラマブルな基板を含むスターターキットです。ミニチュア模型やジオラマ、ペーパークラフト、ドールハウスでの使用に最適です。

Tiny FXは、LEGO互換ライティングキットのLEDドットやLEDストリップ用のエフェクトコントローラです。LEDは細くてしなやかなワイヤで接続されているので、ミニチュア模型の周囲や裏側に隠して設置することができます。通常、電源がアルカリ電池パックやUSB直給電源の場合、LEDは常時点灯していますが、このキットを使用することでバラエティに富んだイルミネーション演出が可能となります。

・LED輝度の調整
・ダイナミックな照明効果による動きのシミュレーション
・環境トリガー/センサ読み取り値に反応したLEDライトの明滅
・不気味な雰囲気を演出するための明滅
・LEDを揺らめかせて炎の効果
・照明効果にサウンドエフェクトを加える

Tiny FX は、2ピンのモノLED 6チャンネルと、4ピンRGB LED 1チャンネルを駆動でき、LEDインジケータにより各チャンネルの動作が確認できます。また、オンボードアンプと小型スピーカー用コネクタ、 Qwiic/STEMMA QTコネクタ、ボタン、ポテンショメータ、PIRセンサなどのハードウェア追加用センサコネクタも搭載しています。

※ モーションによりエフェクトをトリガーするセンサTiny FX用PIRスティックも販売しています。

●特長

・RP2040搭載(デュアルコア Arm Cortex M0+ 最大クロック 133 MHz、SRAM 264 KB)
・QSPI フラッシュ 4 MB(XiP対応)
・6 x 2 ピンJST-SUR コネクタ(モノLED接続用)、白 LED インジケータ付き
・1 x 4 ピンJST-SUR コネクタ(RGB LED接続用)、RGB LED インジケータ付き
・USB-C コネクタ(電源/プログラミング用、最大1 A)
・リセット/BOOT ボタン(BOOTボタンはユーザボタンとしても使用可)
・2 ピン JST-SUR 電源入力コネクタ(最大1 A)
・3.2W I²S モノアンプ、スピーカー接続用に2ピンコネクタ(Picoblade互換)
・Qwiic/STEMMA QTコネクタ
・3 ピン JST-SH コネクタ(デジタル/アナログセンサ接続用)
・組み立て済み(ハンダ付け不要)
・MicroPython ファームウェア/ライブラリ
・単4電池 3本を用意すればすぐに始められます

【内容物】
・Tiny FX
・接着テープ付きミニスピーカー 8Ω(1W)
・モノLED (白) ×6
・RGB LED(拡張ボードとケーブル付き) ×5
・単4電池ホルダー(電池別売り) ×3
・USB-A /USB-C 変換ケーブル

【ソフトウェア】
・Pirate ブランドMicroPython(プリインストール済)
・PicoFX(プリインストール済)
　・PicoFXライブラリ
　・PicoFXサンプル
　・TinyFXリファレンス
　・TinyFX用CircuitPython
　・DroidScript

【Tiny FX ギャラリー】

【注意】
・Tiny FXは、アドレッサブルLED/Neopixelには対応していません。これらのLEDをご使用の場合は、Plasma 2040をご利用ください。
・Tiny FX のサイズは31.2×23.2×6.2 mm(L×W×H コネクタを含む)で、4×3サイズブロックの内部に収まります。
・JST-SUR コネクタは超小型です。コネクタ脱着にはピンセットをお使いください。
・Tiny FXのLEDインジケータはLED記号のついたボード背面のパターンを切断すれば無効化できます。

【RP2040について】
Raspberry Pi RP2040 マイクロコントローラは、最大133 MHzで動作するデュアルコアARM Cortex M0+ です。SRAM 264 KB、多機能GPIO 30ピン(12 bit ADC 4チャンネルを含む)、標準ペリフェラル多数(I²C、SPI、UART、PWM、クロックなど)、USB対応を含みます。

RP2040の特徴は、GPIOピンを操作して、ペリフェラルとの間でデータ転送するプログラムを実行できるプログラマブルI/Oである点です。これにより、従来はCPUに重い負荷がかかっていた高速データ転送レートや正確なタイミングを必要とするタスクから負荷を軽減できます。

【資料】
・ピン配置
・回路図
・Tiny FX商品ページ